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トルコ9日間のひとり旅(僕は英語がほぼ話せません。)4日目〜長距離バスは快適だがトルコ広すぎ!〜

TRAVEL

トルコのバックパック一人旅旅行記〜ギョレメ→サフランボル〜

朝の8時半にギョレメを出発するバスに乗る為、少し早いかなと思いながらも朝の6時に起床。

眠い眼をこすりながら天気を確認するためカーテンを開くと、空一面に無数の気球が浮かんでいた。

カッパドキアの気球は下から見上げても素晴らしい絶景

てっきり街の外れの奇岩地帯をぐるりと周る程度なんだろうなぁと思っていたものだから、街中からこんなにも空に浮かぶ気球を見れるとは想像しておらず、あまりの絶景にしばし呆然。

朝日を浴びながら、いくつものカラフルな気球がギョレメの空に浮かんでいるのは下から見ても本当に素晴らしい風景である。

せっかくなのでそのままテラスに出て、自分は高くて手が出なかった気球から見えるであろうギョレメの大地を想像しながら、ふわふわ浮かぶ無数の熱気球を下からしばらく眺めていた。

僕のように気球ツアーに参加できなかったとしても、朝早く起きて、カッパドキアの突き抜ける空に無数にふわふわ浮かぶ気球と奇岩のコントラストを眺めるだけでも、是非体験した方が良い。

しかし、ギョレメで気球ツアーに参加するにはかなり早い時間に起きないといけないのか。。。

トルコのチャイの不思議な力

宿では朝食もついていたのだが、出発時間の関係もあり、朝食前にチェックアウトし奇岩ホテルに別れを告げる。

バス停に向かうまでの間にもすぐ真上を気球がゆっくり通過していったりするので、下から手を振ってあげたら乗っていた観光客もこたえてくれた。

バスの時間まで少しあったので、近くのお店で熱いチャイを飲みながらゆっくりと体を目覚めさせていく。

トルコでは、とにかくチャイを飲む。

チューリップの花のような形をした少し小さめのグラスに注がれた琥珀色の透き通った紅茶を飲むと、時間や行動の精神的な区切りがつくような気がして、不思議と「よし、次行くか!」みたな雰囲気になるのだ。

首都アンカラのバスターミナルは空港の様相

サフランボルまでは、ギョレメからアンカラを経由して移動時間だけでおよそ9時間半。

高速バスとはいえ、やはりトルコの大地は広いのだ。

移動で1日が終わってしまう。

アンカラで一旦降車し、サフランボル方面へのバスに乗り換える。

しかし、アンカラのバスステーションは、その辺のバスターミナルとはちょっと規模が違う。

鉄道の巨大なターミナル駅、はたまた空港ではないかと思うほど大きな施設で、一歩間違えるとなんだか迷子になりそうだ。

トルコの首都であり、中部に位置していることから国内の各方面からひっきりなしにバスが集まり、そして各地方へと出発していく。

サフランボルへの行き方

古い街並みが世界遺産にもなっているサフランボルだが、街の規模はそこまで大きくなく、街の中心までいくにはバスを乗りついでいくことになる。

高速バスはサフランボルに近いクランキョイという街からさらに離れたバス停までしか行かない。

高速バス終点→クランキョイ→サフランボルという形に路線バスを乗りついでいけば、昔ながらの木造家屋が立ち並ぶ、異国ながらどこか懐かしさを感じるサフランボルに到着できる。

僕がサフランボルの旧市街に到着したのは19時前頃だったので、ギョレメからはなんだかんだ10時間半かかったことになる。

とりあえず今日の寝床を確保すべく、事前にチェックしておいた宿を探してみる。

サフランボルという美しい街

サフランボルはそこまで大きな街ではないものの、街全体が世界遺産に登録されている。

石畳の道に古くからの木造建築が立ち並び、そのほとんど全てが白い壁に赤い瓦の建物で、どこを切り取っても絵になる素敵な街だ。

道が細く入り組んでいる場所も多いので、初めてだと少し戸惑ってしまうかもしれない。

目的の宿はサフランボルの中でも少し規模の大きめなホテルなのだが、スタッフはみな英語が話せないようだ。

なんとか1泊65TL、部屋は空いているということはわかったので、部屋を見せてもらうことに。

部屋への入り口のドアが、その重厚感とは裏腹に非常に小さく、腰をかがめなければ入れないような作りになっている。

が、なんだかテーマパークにきた気分で嬉しくなり、また移動の疲れもあったので翌日もゆっくりしたい気分になり思わず2泊お願いしてしまった。

おいしい料理と一緒にお酒が飲めないもどかしさはトルコあるある。

お腹がすいたので、サフランボル名物のクユケバブを食べにトルコ料理の店へ。

肉は羊肉を使ってはいるが臭みもほとんどなく食べやすい。

それよりも一緒に出てくるライスがとってもおいしい!

ピラフとチャーハンの中間の味付けでこれだけでもおかわりしたいくらい。

ただし、「おいしい料理を出す伝統的なお店ほどお酒がない!」というトルコあるあるの通り、このお店もおいしい料理と一緒にビールを飲むことは叶わなかった。。。

サフランボルの街並みを一望できるフドゥルルックの丘

ご飯を食べ終える頃にようやく日が沈んできたので、サフランボルの街を見渡せるフドゥルルックの丘へ登ってみることにした。

一番上は綺麗に整備された公園のようになっていて、トルコの人も数名観光がてらきているようだった。

本格的に暗くなると夜景も楽しめるが、道がかなり暗くなるので不安な人は少し明るいうちに丘を降りた方がいいだろう。

サフランボルは夜一人で散歩しても危険な雰囲気はまったくなく、治安は良いようだ。

ホテルに戻り、併設のレストランで待望のビールを頂き喉を潤す。

シャワーとトイレに仕切りがあり、お湯も使えるシャワーだった。

さすが、1泊65TL!

↓5日目へ続く

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