バックパッカーとして海外(トルコ)一人旅をした時に実際に持っていったモノ&事前準備
海外の一人旅、特に初めての時は何を持っていっていいか悩むところ。
もちろん、渡航する国や地域によって必要なものは変わってきてしまうが、私がトルコを旅行した際に持っていったモノを紹介。
事前準備
ビザ
トルコの場合、観光目的の旅行であれば、通常90日以内の滞在はビザ不要。
ただし、入国の際のパスポートは有効残存期間は150日以上あること、見開き2ページ以上の未使用査証欄が必要などの条件もあるそうなので確認しておいた方が安心。
保険
保険は、クレジットカードがあれば付帯サービスでも良いし、保険会社などでもネットから気軽に保険に入れるので確認しておくと良い。
現地での金品盗難や破損、野良犬や虫に刺されたりして病気になったり、何が起こるかわからないので「保険無し」は正直あまりおすすめしない。。。
私は損保ジャパンを何回か利用したことがある。国&期間によりけりだが、通常の旅行であれば大体2千円〜5千円程度で済むはず。
トルコ旅行で実際に持っていった持ち物
1:パスポート&コピー
パスポート本体とコピーの保管場所は必ず分けておいたほうが良い。
私はパスポート本体を、体に密着できるサブバックに、コピーをバックパックの中に分けて持ち歩いている。
2:航空券のコピー
今はほぼ電子チケットだと思うが、これも2枚ほどコピーを用意し、ひとつはサブバック、コピーをバックパックに分けている。
最悪バックパックの盗難にあったとしても、常に体に密着させているサブバックにパスポート本体と航空券があればなんとかなる!たぶん。。その逆もしかりで、とにかく身元がわかるものが手元に残るようにリスク対策しておくと安心。
3:なるべく体に密着出来るセカンドバック。
ウェストポーチなどなんでも良いが、大事な事は「常に体の前にあること」である。
私は長年PORTERの小さいショルダーバックを使っている。ショルダー(紐)部分は必ず服の下になるように、ひったくり対策として注意している。
※肩にかけた部分が服の外側にむき出しだと、バイクで後ろからひったくられたり、最悪体ごとひっぱられて転倒したりかなり危ない。
4:ノートとペン
日記をつけたりメモしたり、現地でコミュニケーションをとったり。
記録が手元に残るので旅の思い出にもなる。ノートを持っていかなかった時があるのだが、記憶と画像しか残らず寂しかったので以後、必ず持っていき、日記なり記録をするようにしている。
5:カメラ
コンパクトなやつ。一眼のちゃんとしたものでなければスマホなんかでもいいのだが、後述するが基本電源がオフなのと、壊れたり盗難にあった時のダメージがスマホの方がデカイのでカメラ単体で分けている。
6:歯ブラシ、石鹸(固形)、シャンプーなど
小さい固形石鹸があると、顔や体など色々使えて便利だった。バックパッカーは皆さんそうだと思うのだが、荷物は基本機内持ち込みなので、液体系だと手荷物検査で没収される可能性もある。実際、私は没収されたクチなので。。。
余裕があれば衣服の洗濯用に小袋に分けた粉洗剤も持っていくのもOK。
7:圧縮袋
着替えのストックなどとにかくコンパクトに!汚れ物もコンパクト&密閉保管できるので余分に数枚持っていくと安心。丸めながら空気が抜けるものが、サイズ豊富に100均にあったりする。必須アイテム!
8:百均で売ってるような文具ファイル
パスポートや航空券のコピー、旅の思い出にもなる現地でのチケット半券や領収書、ガイドマップなど一通り全て放り込んでまとめられるのであった方が便利。
9:薄手のパーカー、Tシャツ、下着、フェイスタオル
服だけで荷物がパンパンになるなんて止めた方が良い。よっぽどの辺境地でなければ全て現地で購入できるので最低限で問題なし。なんなら洗濯もアリ。
トルコは国内移動が夜間含め長距離バスになるので、冷房で体を壊さないようさっと羽織れる薄手のパーカーを持っていった。
10:ポケットティッシュ
私、鼻炎なので。。。
11:薬
正露丸、風邪薬を少々。現地での食あたりなんか日本の薬はきかないっていいますし気休め程度に。
12:文庫本
移動や待ち時間、宿でのんびりしたい時など。電子であればボリュームを気にせず持ち運べるのだが、これも盗難&破損のリスクを避けるため。
13:変換プラグ
トルコのコンセントはCタイプなので、変換プラグが必要。また、電圧220V周波数50Hzなので変圧も必要になる。携帯やカメラの充電器なんかはプラグ変換だけで対応可能な場合も多く、私のカメラの充電器は問題なしだった。
トルコのコンセント事情について詳細をまとめているのでスマホの充電についてきになる方はこちらをどうぞ。
14:使い慣れたイヤホン
飛行機のイヤホン(ヘッドフォンか)って耳が痛くなってとても使えないので使い慣れたイヤホンは必須。カナルタイプ等であれば外部の雑音もシャットアウトできるのでおすすめ。
15:ガイドブック、トルコ語ブック
ガイドブックなしで歩き回れる程のツワモノでもないので。。。
現地、特に東の方は英語が全然通じなかったのでこのトルコ語会話ブックは大正解だった。
話せる人にとっては邪道なんだろうが、カタカナがふってあって、かつ日本語、英語、トルコ語の全てが乗ってるので現地でのコミュニケーションにもかなり役立った。私みたいに英語が得意でない方は特に良いかも。
これがきっかけで、別の国でも同じシリーズを持って行った。
↓なんだかんだお世話になる必須ブック。。
トルコ旅行で使ったトルコ語についてはこちらをどうぞ。
余談だが、私は海外旅行中に仕事の連絡なんか受け取りたくもないので、携帯などの連絡手段の端末電源は基本オフにしている。
家族にメールを送る場合は、大体の宿にはパソコンがあるのでそれを使うか、現地のネットカフェなんかに行って連絡したりしていた。
かなり不便な事に代わりはないので、物好きな人は参考に(笑)。でも、ほとんどみんな現実逃避の(非日常を味わう)為に旅行に行くでしょ?
持って行った方がよかったなぁと後から思ったもの
日本のおみやげ
トルコの人たちはみんな優しかった。バスでは降りる場所を教えてくれたり、言葉が通じなくても頑張って話してくれるし、飲み物をごちそうしてくれたり。
そんな時にコミュニケーションやお礼として日本らしいお土産をなにかプレゼントできたらもっと楽しかっただろうなと思った。
いかがだろう。男一人、夏の旅行というのもあるが、基本的にはこのくらいの荷物で充分旅行していける。
「全て持っていく」ではなく「現地調達でいいか」と考えればわざわざ持っていく必要のないものが出てくるはずだ。
バックパックの旅行はその身軽さゆえ行動力の高さが魅力なのだ。
荷物がデカくて重くて移動に制限をかけてしまう、旅行が楽しめない、なんてバックパッカーにとって残念でならないことだから。
可能な限り荷物を減らして楽しい旅の思い出を残そう!
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