iMac 2017の購入は27インチRetina 5Kディスプレイ(SSDへカスタマイズ)で決まり!
- Adobe系のソフトをスムーズに動かしたい。
- 現像などカメラまわりのツールも割と使う。
- ネットやメール、事務業務レベルに必要なアプリはストレスなく動いて欲しい。
- プロとして第一線で映像やイラストなどヘビーウェイトな作業ボリュームをゴリゴリやるわけじゃない。
こんな方はきっと私と同じ環境だと思うので、iMacでどのモデル、カスタマイズがいいのか悩んだ時の購入時の参考になれば幸いです。
なんと8年振りに自宅のパソコンを新しく購入した。
今まではMacBook Pro (15-inch, Mid 2010)を使っていたのだが、
このほど自宅PCでの作業量が増えてきたのに伴い、このスペックではどうにも作業に支障が出るようになってきた。
(むしろ今までよくメインで使ってきたなと。。。)
顕著なのは、
「アプリの起動が遅く、ひとつひとつの動作処理に時間がかかりすぎる」
「HDDの発熱量がすぐに高くなり、ファンがものすごい勢いで回る」
ということ。
発売から何世代変わったんだ?というくらいOSが変わっていて、新しいOSにスペックが耐えられなくなってきているような感じだった。
(そして2018年6月に発表されたmacOS Mojaveでついに、MacBook Pro Mid 2012以前のモデルは最低条件の対象外となってしまった。)
そんな事もあり、新しい端末への移行を決意し購入に踏み切ったのである。
ちなみに、新しい端末へ求める動きはこんな感じ。
- 最低でもブラウジングはストレスなく。
- Adobe photoshop(Adobe Illustratorももしかすると)をスムーズに動かす。
- 現像系ソフトを使う。(重たいRAWデータの処理もなんなくこなしたい。)
意外とライトかなぁと。
というか、今までの端末はこれが満足にできなかったという。。
で、ラップトップに拘る必要もないので、同価格帯で性能の良い据え置きで検討。
となると、
- iMacのどのモデルにすべきか。
- カスタマイズはどうすべきか。
ということになる。
(Windows端末も一瞬考えたのだが、ずっとMacBookを使っていたので、なんだかんだMacになっちゃうのだ。。。)
まずはモデルから。
iMac 2017はディスプレイサイズだけではない決定的な違いがあるので注意!
ディスプレイサイズは21.5インチと27インチの二つがある。
ここで注意しなければならないのは単純にディスプレイサイズだけでなく、この2モデルでは購入後のPCの運命を分ける大きな違いがあるのだ。
それは、
21.5インチモデル=メモリの増設を自分で行えない。
27インチモデル=メモリの増設を自分で行える。
ということ。
(分解して組み立てられるツワモノなら話は別だが。。)
21.5インチモデルを買おうとする場合、将来的にメモリ不足に不満を感じないように、
カスタマイズでより容量のあるメモリにしたくなるのが人の性というもの。
ただし、
16GB 2,400MHz DDR4=¥22,000 (税別)
32GB 2,400MHz DDR4=¥66,000 (税別)
※Apple storeでカスタマイズした場合の価格。
上記のように、かなりお高め…。
実際、デフォルトの8GBのメモリでどこまでの処理能力なのか触ってもいないのに、
いきなり66,000円 (税別)もつっこんで32GBにするほどのお金と心のゆとりは私にはない。
27インチも大きなディスプレイっているか?5K(27インチモデルは5Kしかない。)じゃなくて4Kでも十分なんじゃないか?
というのが悩ましいところだが、「将来増設できない。増やすなら買う時しかできない。」という環境の中高額なメモリを売ろうとするのが、いくらオフィシャルとはいえどこか悪徳業者のような商売っ気を感じてしまうのは私だけだろうか。。
ということで、メモリ不足が気になる頃には、今よりもっとメモリが安く売ってるだろうし、その時自分で増設できるなら、ということで27インチモデルに決定。
次は27インチモデルの中でもグレードが3つに別れているのでどれにするか。
これはもう、PCがより頭が良ければ高くなるよ、ということだが、松竹梅の梅と松ではおよそ5万円ほどの価格差がある。
購入予定の3タイプをどれも触って作業した事がありどれくらいの性能差があるというのが分かるわけではなく、5万円の価格差の恩恵を受けられるだけの知識やスキルがあるわけでもないので、
素直に梅タイプにした。
で、カスタマイズ。
メモリは自分でやるのでデフォルトの8GBでいいとして、問題はストレージ。
デフォルトでは1TB Fusion Driveなのだが、
これ、色々調べてみると結構曲者っぽい。
そもそもFusion Driveとは、頻繁に出し入れするデータは速度の早いSSDで、ストックデータは容量のあるHDDで、という一聴すると未来的で経済的で大変良いじゃないかと思うのだが、
どのデータをどのストレージにするかはMacが自動で判別するので使用者に決定権はない。
さらにきになるのはストレージの割合である。
1TB Fusion Driveの場合、なんとSSD容量は32GBしかないというのである!少なっ!
通常であればメインのシステムやアプリで32GBに到達しそうなので、結局アプリでなんやかんや作業する時のデータの出し入れはHDDになるんじゃないかと。
そう考えるとあんまりSSDの恩恵を受けられないんじゃないかと想像してしまうのだ。
これが2TB Fusion DriveだとSSD領域は128GBだという。お値段は+ ¥22,000 (税別)。
1TB Fusion Driveに比べてかなり使える感じだとは思うが。うーん。。。
端末内にデータがあれば確かにスマートだが、そのほとんどがHDDであれば外付けでよくないか??
結局早くて快適を求めるなら、Fusion DriveなんてややこしいことはせずSSDのみでよくないか?
ということで
256GB SSD + ¥11,000 (税別)
にカスタマイズ!
容量少なくて不安じゃない?と思ったかもしれないが、ストックデータを外付けで対応するなら正直このくらいで十分。
(2TB Fusion Driveの128GBの2倍もあるしね!)
ということで新しく購入するMacが決定!
iMac 27インチ
Retina 5Kディスプレイ 3.4GHzプロセッサ
メモリ(デフォルト)
8GB 2,400MHz DDR4
ストレージ(カスタマイズ)
256GB SSD
マウスとトラックパッド(カスタマイズ)
Magic Trackpad 2
合計金額
¥213,800 (税別)
ストレージをカスタマイズすることになるので、購入先が限られてしまうのが痛いところ。。。
Macのカスマイズも対応する秋葉原の某有名店で見積とったりしたのですが、
想像より安くならず、納期に数週間かかるとのことだった。
実は仕事上なるべく早く端末が手元にないと困る状況だったので最終的にApple storeに落ち着いてしまった。
ちなみに公式サイトで購入するメリットは、
・カスタマイズ出来る。
・カスタマイズ購入時の納期が早い。
・安心!
というところだろうか。
金額的なメリットは全くない。「安心」「早く届く」というところにどのくらいの価値があるかは人それぞれになってしまうので、ここにお金を掛けても良いと思える方(私のような。。。)は公式のApple storeがおすすめです。(24回分割払いの手数料が無料なので、分割を利用する場合はお得かも。)