トルコのバックパック一人旅旅行記〜ギョレメ→アヴァノス〜
ギョレメパノラマの絶景に満足したので、今度はギョレメを中心に反対方向のアバノスの街へ行くことにした。
地図で見る限りではギョレメから5kmくらいなので、時速10kmで走ると見積もっても30分程度でつくだろう。
なんだ、余裕じゃないか。
汗を流し重たい自転車を押して登った分の位置エネルギーといったら凄まじいものだ。
下りは事故を起こせば確実にトルコの大地に骨を埋めることになるであろう驚異的な速度を記録する。
素朴で小さな工房の街「アヴァノス」
ギョレメの街を通り過ぎ、そこからアヴァノスまでの道のりは、途中民家や店もないほぼ直線の奇岩地帯の街と街を結ぶバイパスのような道路。
もちろん、私の他には自転車を漕いでる人や歩いてる人なんてひとりもいなかった。。。
アヴァノスは焼き物(近くを流れるトルコ最長の川「クズル川」の粘土質の土を使った素焼きの食器など)が盛んで、カッパドキア地方のみやげといえば、ここの焼き物が有名なのだそう。
およそ30分程でアヴァノスの街に到着。
工房なんかも見学したかったのだけど、自転車の移動で疲れたので、食事をしてのんびり過ごすことに。
カッパドキア伝統料理の壺焼きの壺もここで作っているんだろうか。街の中央らしきところに大きな壺のモニュメントが鎮座していた。
やっぱりカッパドキアで自転車はレンタルしない方がいい
夕方になってきたのでギョレメに戻ることに。
しかし、カッパドキアは高原地帯でアップダウンの激しい土地だということを忘れていた。
アヴァノスまでの移動がそこまで大変じゃなかったのは、実はゆるやかな下り坂になっていたからだったのだ。
つまり、反対にギョレメまでは登りの傾斜になっているということで、帰りはかなりしんどかった。。
途中何度も自転車を降りて、挫折しかけるくらいに。
トルコまできて太ももパンパン。。
アヴァノスは工房がメインの小さな街なので、ここの焼き物に興味があれば体験なんかもできるようなのでぜひ足を伸ばしてみてはどうだろうか。
(自転車での移動は絶対におすすめしない。。)
トルコのおいしい料理店は酒が出ないあるある
この日の夕食はカッパドキア伝統料理の壷焼きケバブをいただく。
素焼きの壺に具材をいれて壺ごと焼いて、食べるときに壺を割って中のケバブ料理を食べるスタイル。
これがまた絶品!
テーブルで壺を割って盛り付けてくれるサービスも見た目によく、カッパドキアにくる人はぜひ食べて欲しい。
ただし、地元でも人気らしいここのお店は、観光客相手でも一切アルコールは出してくれなかった。。。
特製スープも含めて料理がとってもおいしかったのでお酒を我慢してでも食べる価値はある。
酒好きの私は帰りに、半分凍ってんじゃないかというくらいキンキンに冷えた缶ビールを商店で買って、おいしい料理とギョレメの素敵な街並みに満足して飲みながら帰宅。
ギョレメの夜景が綺麗
街の裏手が丘の見晴らし台になっているらしいので、ほろ酔いながら行ってみる。
丘の上からは素朴で温もりを感じるギョレメの夜景を一望できた。
僕以外にも、何組も人がいたので有名なスポットなのだろう。
見晴らし台自体はもちろん、道中も夜になれば街灯もなく暗いので女性一人での移動は避けた方が安全かもしれない。
カッパドキアで忘れてならないのが奇岩ホテルでの宿泊と日焼け止め
宿に戻り、シャワーを浴びたのだが、1日中自転車で移動を繰り返していたので、腕や顔が真っ赤に日焼けして痛いのなんの。高原地帯の日差しを甘くみていた。。。
宿自体は奇岩をくり抜いた部屋になっていて、シンプルながら洞窟ホテルを満喫できる趣ある雰囲気。温水シャワーも使えて、一泊50TLだった。
頑張って探して良かった!
夏のカッパドキア観光には日焼け止めを怠らないか、レンタサイクルは避けることをおすすめする。
明日はサフランボルへ!
↓4日目へ続く
【トルコ編まとめはこちら】海外バックパッカーひとり旅ブログ