PR

エントリーパックTTではなくアメニティードームを買う理由とは。

エントリーパックTTではなくアメニティードームを買う理由 CAMP

スノーピークのエントリーモデルとして大人気のアメニティードームとエントリーパックTT。

どちらも「初級向け」のシリーズではあるのだけど、だからこそ疑問が出てくる。

じゃあどっちを買えばいいの?

正直、れからキャンプを始めるのであればエントリーパックTTの一択で間違いない。

タープもセットになってるし、アウトフレームでシェルターとしても使えるし、雨の日でもインナーテントの設営&撤収が出来るし。

使い勝手が良いのだ。

それでいて5万円を切るお値段!

間違いない。

じゃあアメニティドームはどうなの?というわけで、今回はアメニティドームってどういう人が買うべきなの?というところにスポットを当ててみたいと思う。

ずばり、フェスでテントを使いたい人や、キャンプにがっつりハマっていきそうなちょい玄人志向の人はアメニティドームがおすすめ

なぜなら、エントリーパックTTよりもテント本体の機能性が少し高いからである。

アメニティドームを買うべき人はアメニティドームが欲しい人

タープがセットになっていながらお得なエントリーパックTTではなく、アメニティドームを購入すべき人はどんな人?

エントリーパックTTとの比較も交えながら詳しく見てみようと思う。

テントのスペック比較

テントの性能を語る上で大事な生地のスペックを比較してみる。

フライシート

エントリーパックTT
75Dポリエステルタフタ、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン加工、UV加工

アメニティードーム
75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工

インナーテント

エントリーパックTT
68Dポリエステルタフタ

アメニティードーム
68Dポリエステルタフタ

ボトム(テント底面部分)

エントリーパックTT
210Dポリエステルオックス、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム

アメニティードーム
210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム

生地のスペックはどちらも一緒!

ではアメニティドームの優れている機能性は何か。

アメニティドームは風に強い。

背が低く風がテントの上を流れるような構造になっていること。

一度、台風並の強風の中テントで一夜を過ごした時があるのだが、周りのテントが次々と風で倒壊する中、我が家のアメニティドームはまったくの被害なしである。

インナーテントの換気能力が高い。

インナーテントの上部には2箇所大きく開閉出来る窓がついている。これによってテント内を効率よく換気してくれるので夏の暑さ対策にもなる。さらに、フライシートの後側にベンチレーションもあるので、空気が効率よく循環する仕組み。

このように、テント本体の機能性だけでみるなら、やはりアメニティドームの方が優れているといえそうだ。

タープがいらない人はアメニティードーム

そもそも当然といえば当然なのだが、タープがいらないならエントリーパックTTではなくアメニティードームで良いのである。
タープがいらない状況ってあるの?と思うかもしれないがこんな場合が考えられる。

グループキャンプで誰かがタープを用意してくれる。

グループでキャンプに行く場合、誰かが大きなタープを用意してくれることがある。こういった場合は寝床だけ用意すればいいので、グループキャンプがメインであればアメニティドームからスタートして、必要に応じてタープを揃えればいいだろう。

既にタープを持っている・他に欲しいのがある

既にタープを持っている人はもちろん、より大きなタープやシェルターをはじめから揃えたいと思っている人はエントリーパックTTにすると勿体ないことになる。

なるべくお金を掛けず、とりあえずキャンプを試してみたい。

いくらお得なセットとはいえ、タープが含まれているので全体の価格としては高くなるのだ。キャンプはテントさえあれば楽しめるのもまた事実なので「初めてだしひとまずキャンプを試してみたい!でも品質が良いと聞くスノーピークのテントが良い!」という方はアメニティドームにすべきだろう。

フェスはタープが張れない場合が多い

最近ではキャンプイン出来るフェスも多くなっているが、それでも自由にタープが張れるフェスはほとんどないように思う。追加で別料金が発生したり、そもそもタープ禁止のフェスも多い。

もしフェスでの利用を第一に考えているようであれば、テントの機能性もより高いアメニティドームの方が良いだろう。

まとめ【アメニティドームは以前ほど撒き餌テントではなくなっている】

スノーピークのアメニティドームは本当によく出来たテントなのである。

いや、良く出来すぎて「いた」のである。

ちょっと前は価格が3万を切っていたし、コールマンなどその他メーカーの同価格帯のテントと比較した時に、圧倒的に優れていた印象があった。

だからこそ、スノーピーク信者を拡大させる撒き餌テントして機能していた側面があったはず。

だが、ここ数年は段階的に価格も上がり、2019年4月の現時点ではアメニティドームMの価格が36,800円になっているのだ。

高い

これが何を意味しているかというと、エントリーへの訴求・撒き餌はタープがセットになったお得なエントリーパックTTにその役割を担わせて、アメニティドームは単体でも利益を確保していけるような構造にシフトしていっているのではないか。

エントリーパックTTなら客単価も上げられるし、タープとテントのテイストが揃っていたらやっぱりチェアなどその他アイテムもスノーピークで揃えたくなるものだ。

つまり、あえて今アメニティドームを購入する理由は「アメニティドームを使ってみたい!」という明確な理由がある人に限られてきているような気がする。

それでも、良く出来たテントであるという事には変わりがないので、長くキャンプを楽しみたい方は検討しても良いテントであることは間違いない。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
CAMP
ohayoginga