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初めての海外一人旅はベトナムへ。3日目〜ホイアンの滞在は最高だった〜

ベトナムに来たらホイアンに行くべき TRAVEL

ベトナムに来たらホイアンに行くべき。

気づいたら朝だった。

夢うつつにスコールのような激しい雨と雷の音を聞いたようだが、完全に目が冷めることなく、1日目の疲れとホイアンの心地さが異国での緊張を解きほぐしてくれたのだろうか、体の隅々、足の先まで”寝た”という感覚を味わうことが出来た。

お世辞にもおいしいとは言えないバイキング式の宿の朝食は、それでも出来る限りお金を節約したい海外一人旅のお腹を満たしてくれるだけで嬉しい限りである。

ホイアンからフエまでのチケットを購入

ホイアンをゆっくり観光する前に、明日はフエまで移動する予定を立てたので、フエまでの移動手段を確保しにツアーオフィスへ足を運ぶことにした。

ダナンからフエまでは鉄道で移動したい旨を伝えると、カウンターのお姉さんは理解してくれたようだったが、逆に僕が英語うまく聞き取れない。
どうやら、ダナンからフエまでの鉄道チケットの他、ホイアンからダナンまでのバスも手配してくれたようだ。
手数料など諸々含めて154,000ドンだったので、妥当な金額なんだろうか。

ホイアンの観光。総合チケットで行く場所はじっくり選んだ方がいい。

無事、明日フエまで移動する手段が確保できたので、今日はゆっくりホイアンを観光する。
ホイアンの街に点在する各観光施設を巡るには、各施設に入場出来る総合チケットを利用することになるのだが、これがちょっとややこしい。

総合観光チケットは5枚綴りになっていて、5箇所の観光施設を巡ることが出来るのだが、必ずしも自分が見たい場所5箇所にいけるわけではない。

というのも、例えばチケット1枚目は4箇所の博物館に入場できるチケットになっているが、どこかひとつの博物館に行くとチケットをカットされてしまう。同じように、チケット2枚目は3箇所の中華會館の中から好きな施設を選べるが、そこでチケットをカットされる。
つまり、それぞれのチケットで行ける場所の中から好きな施設を選ぶシステムで、もし「2箇所の博物館に行きたい!」という方がいれば、総合チケットが2枚必要ということになる。

僕はしらみつぶしに観光施設を巡りたいわけでもなかったので、総合チケット1枚を購入し、範囲内の観光で楽しむことにした。

日本橋

お札にも印刷されているベトナムを代表する観光名所のひとつ。当時、ホイアンに住む日本人たちによって立てられたとされる、1593年に造られた屋根付きの橋。

ガイドブックの写真でみると体操ご立派な雰囲気を醸し出しているが、想像以上に小さかった。橋の西側も民家が並びホイアンでの生活が垣間見えるのでぶらっと散歩するといいかも。

タンキーの家

200年ほど前に建てられた2階建の代表的な建築様式で、文化省から文化遺産として承認された最初の家として知られている。

建築に興味がある方はぜひ。昔の人がこういう家に住んでいたんだと想像するだけで興味深い。

福建會館

華僑の人々の同郷人の集会所で、現在でも活用さている。

施設内の天井から、大きな渦巻き型の線香が隙間なくぶら下げられていて独特な雰囲気を醸し出している。

ホイアン民族博物館

ホイアンの文化や歴史を、人々の暮らしを通して紹介した博物館。

正直、ほうほうと眺める程度に終わってしまった。。時間と体力があればじっくり見てみてください。

ホイアン市場

市場の施設内ではなく、生鮮食料品を扱う路上市場をうろつく。
魚から野菜など、普段ホイアンの人たちがどんなものを料理して、食べているのか見えてくるので非常におもしろかった。狭いので大きな荷物は抱えていかない方がいい。

ショッピング

着替えのTシャツが底をついたので、ホイアンで購入してみることにした。
日本ではまだランドセルを背負っている年頃だろうか、少女が一人で店番をする露天に、Tシャツがたくさん並べられていたので足を止める。
昨日の夕食(コム・ガー)が非常においしく、気分よく飲んだビールが思い出深いラルービールのロゴがプリントされたTシャツを発見し購入。

ホイアンの料理はとにかくうまい!ビール好きにはたまらない!

ホイアンにはどのレストランでもほとんどメニューにのっている三大名物があるらしく、せっかくなのですべて食してみることに。

カオ・ラウ

日本のぶっかけうどんに似ており、米麺とあまじょっぱいタレを絡めて食べる。丼には一緒に野菜も盛り合わせられている。
これが、非常においしい!
地元でもカオラウがおいしいと有名なお店に行ってみたのだが、絶妙な味わいでとにかくビールがすすむ。

揚げワンタン

豚のミンチとエビのすり身を餃子の皮のようなもので包んで平たく揚げたもの。
ワンタンにかけられたあんが絡み、パリパリという食感で食べ応えもある。
これも非常においしい!
絶妙な味わいでとにかくビールがすすむ。

ホワイト・ローズ

米粉で作った皮にエビのすり身を詰めて蒸し揚げたプリプリとしたもの。
魚醤のようなものをつけて食べたのだが、ごめんなさい、僕にはちょっと臭みが強くてダメでした。。。
ホワイトローズは特にホイアン名物らしいので、もし訪れる機会があればぜひ試してみて欲しい。

ホイアンは本当に最高の街だった。
のどかで、生活の息遣いが感じられて、ランタンで彩られる夜の街は綺麗で、食事はおいしく、夜に酔っ払ってほっつき歩いても問題ない治安の良さ。
ベトナムに訪れるのであれば、必ず足を伸ばしたい場所だ。

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