初夏から夏休み、9月の連休まで、今シーズンもキャンプの思い出をたくさん残せましたか?
気温が低下してくる10月以降はキャンプをせず、また来年!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、キャンプをしないオフシーズンこそやっておくべき道具の手入れ、保管について紹介します。
オフシーズンこそキャンプ道具掃除、整理のチャンス!
これを怠ってしまうと大変なことに!
いざ、来シーズンになってキャンプをやろう!と道具を広げてみたら、カビだからけ!サビだらけ!で買い直すハメに。。。
最悪、直前で道具がダメになっているのに気づいてしまってキャンプ自体中止に。。。なんてことに!
ワンシーズン使い倒した道具はもちろん、一回だけしか使っていないキャンプ道具でも痛んでいたりするので、この機会にぜひチェックしてみてください。
オフシーズンだからこそしっかり手入れをするチャンスです!
ペグの土落とし
ほったらかしにしてしまいがちなペグの掃除。キャンプ撤収時に軽く土を落としてそのまま袋にいれっぱなし、という方も多いのでは。
ペグの種類にもよりますが、スチール製のペグは特に長期間放って置くとあっという間にサビてしまい、強度も劣ってしまいます。
しっかりと水で土など汚れを落とし、乾燥させてからしまっておきましょう。
LEDタイプのランタンなどの電池を抜いておく
これも忘れがち。
最近は電池で気軽に明るさが得られるLEDタイプのランタンも多くなり、大型のものから小さなものまで種類も豊富。
皆さんも予備程度のものも含め、ひとつは持っているのではないでしょうか。
便利な電池式ランタンも、電池を入れっぱなしで長期保管してしまうと液漏れが発生してしまう場合も。。。
電池を使用するアイテムを長期間使用しない場合は電池を全て抜いておきましょう。
寝袋の乾燥
寝袋は1回の使用で想像以上に水分を吸ってしまっています。人が発する汗はもちろん、温度差による結露も発生しているのです。
撤収時に軽く干すとは思うのですが、来シーズンまで保管する場合は、家でもう一度広げてしっかりと干してあげると良いです。
こうすることでカビの発生を防ぎ、生地の痛みを軽減することができます。
来シーズンも気持ちよく寝袋を使いましょう!
テント、タープの乾燥
テントやタープは広げるとかなりの場所を取ってしまうので、なるべくなら毎回撤収時に、しっかりと乾燥してから畳むのをおすすめします。
しかし、雨の中での撤収になってしまったり、時間がなく乾燥しきれずに畳まなければいけない場面も出てきてしまうと思います。
そんな時は、家でしっかりと干してあげましょう。
・インナーテントの底面部分
・フライシートの内側(結露による水滴)
・タープの内側(夜露などの水滴)
など、乾いているようで意外と水分が残ってしまっている場合が多い箇所に注意しながら干してあげると効果的です。
以前、土砂降りの中テントを撤収せざるを得ず、もちろんインナーテントまでびしょ濡れ。。干す時間もなかった為、次回キャンプまで2週間ほどそのままになってしまった時があります。
どうなったかというと、幸いカビまでは出なかったのですが、それが原因かどうかインンナーテントの生地が痛んでしまって、次回設営時にテンションがかかる上部が裂けてしまいました。。。
それ以降、キャンプ毎に家でも干してしっかりと乾燥させてあげるようにしています。
BBQ道具などキッチンツールの清掃
食器や料理道具の手入れは帰宅時にしっかりやる方も多いので大丈夫だと思いますが、
火に直接かける鉄製の道具や、バーベキュー道具などは、家の中では洗いづらいので、現地で洗ってそのままという方もいるかと思います。
しっかりと汚れを落としきれていればいいのですが、バーベキュー台などは想像以上に油がはねているので注意しましょう。
バーベキュー台の足、ベトベトになりがちです!
道具の保管について
出来れば家の中、しかも締め切ったクローゼット等ではなくなるべくならオープンスペースで保管してあげたいところですが。。。
どうしてもクローゼット保管になる場合は、先ほどの”乾燥”の手入れをしっかりと行い、湿気には十分注意しながら保管しておくことが大切です。
私はチェア、テーブルなどは屋外物置で保管し、テント、タープ、寝袋などの布ものは家の中に入れてあげるようにしています。
どんなに高価な道具でも、手入れがずさんだと直ぐに駄目になってしまいますし、逆に値段の安いモノでも上手に手入れすれば長く愛用出来るものもあります。
キャンプ道具は過酷な屋外での使用になる為、それがより顕著になります。
ヘビーキャンパーでもなければ年に数回の使用になるので、だからこそ愛着を持って大切にしてあげたいですね。