バックパッカーとして海外にひとりで旅をする人は一体どんなリュックを使っているの?
海外旅行を予定している人に割と聞かれるこの質問。
皆さんのリュック選びの参考にしてもらえたらと思い、今回は僕が現在まで4カ国を共にしている愛用のリュックを紹介してみます。
海外旅行のリュックとして使っているPORTER(ポーター)/D.I.Y RUCKSACK
もはや説明不要の有名ブランド。
あまり、アウトドアのイメージがないかもしれないが、僕が海外旅行で愛用しているのはポーターの中でもカジュアルなシリーズD.I.YのRUCKSACK。
このリュックで訪れた国
- インド/7日間
- ベトナム/7日間
- トルコ/9日間
- イタリア/6日間
割とハードに使っております。ガシガシと。
PORTER(ポーター)/D.I.Y RUCKSACKの特徴
ポーターの中でも色落ちが楽しめる珍しいシリーズ。
縦糸にジンバブエコットン、横糸にコーデュラナイロンを使ったコーデュラダック生地を顔料染料でコーティングしていて、使い込むほどに少しずつ色が落ちて風合いの変化、経年の変化を楽しめるリュックになっている。
まさにこの特徴に惚れ込んでいて、使う毎に擦れや味わいが出てきて堪らないのだ!
リュックの使用感・使い勝手
実際に海外を旅行する際に使っていて感じることをまとめてみる。
機内に持ち込めるサイズで安心
荷物を預けたりする手間と、着陸してから荷物が出てくるまで待っている時間が好きではない僕は機内に持ち込めるサイズというのは非常に重要。
海外では窃盗や破損のリスクもあるので特別な事情がない限り機内に持ち込めるレベルにまとめた方がいいと思っている。
ちなみにサイズ詳細は
W280/H540/D180
となっている。
トルコ旅行の9日間でもまったく問題ない収納力
何をどのくらい入れるかは人それぞれだけど、基本的な観光、生活レベルであれば必要なものは十分収納出来る容量がある。
無駄にポケットが多くなくスッキリ
細かいポケットがあってもスリ対策を考えて大事なものを入れられなかったりするので、海外旅行用に関して言えば収納スペースがあればいいというものではないと痛感している。
ジッパー付きの外ポケットは上部フラップ部分と外側の2箇所のみだけど、ガイドブックなどすぐに取り出したいものを入れておけるスペースになっているので必要十分。
サイドから出し入れ出来る
大型リュックであれば大体装備されている仕様だけど、これがないと底の方に入れてある荷物を取ろうとすると上から掘り起こさなければならなくなるので。。
背面はメッシュ加工なのでムレを軽減出来る
常にリュックを背負って歩くことになるので、背負った時の快適さは大切。
それでも、完全にムレないということはないけれど、通気性はあるに越したことはない。
リュックのスリや盗み対策【防犯意識を見せつけることが大事】
上部がフラップタイプになっているリュックのスリや盗難の対策として、僕は画像のようにチェーン&南京錠でフラップが開かないようにしている。
厳密にいうとこじ開ければなんとか中に手を突っ込むことも出来るし、サイドのチャックに手をかけることも出来るのだが、やりにくさがある。
この、やりにくい、防犯意識があると思わせることは少なからず大事だと思っている。
鍵の存在は逆に大事なものが入っているアピールになる、結局はナイフで裂かれたりリュックごと奪われるので意味がないという人もいるけれど。
ちなみに僕は中から物を抜き取られるような被害には過去遭っていない。
どちらにしても、背負うと目が届かなくなるリュックにパスポートなど大事なものを入れるのは止めておいた方がいい。
大事なパスポートは常に目が届くサブバックで携帯する
番外編的な感じになるが、メインのリュックとは別にパスポートは常に体から離れず目の届く場所に身につけられるサブバック(ショルダー)で携帯している。
理由は当然だが「パスポートをスリから守る!」ということ。
その辺りを別記事にまとめてみたのでサブバックについての詳細はこちらをどうぞ。
PORTER(ポーター)/D.I.Y RUCKSACKの欠点
重い!
リュックのみで重量は1,680gもある。
これは、バックパッカーとして海外を旅行する上では非常に大きなデメリット(涙)
大体は初日で既に肩への負担が感じられ、2日目以降はだんだん背負うのが難儀になってくる。。
つまり何が言いたいかというと、散々愛用していると言っておきながら、正直このリュックは人におすすめ出来ないのである(笑)
同じポーターでも素材の違うEXTREMEシリーズはもっともっと軽いので、そちらはリュック選びの選択肢の中に入れてもいいと思われる。
まとめ【リュック選びの4大ポイント】
海外旅行のリュックを選ぶなら以下の4つのポイントを意識すると失敗しにくい。
- 軽さ
- 背負った時のフィット感
- 腰ベルトの有無(肩だけに負担がいかないので楽)
- 自分のスタイルに合った容量
これらが備わっていて、機能性もいいのってなんだかんだ登山用だったりするのですよね。
でもですね!
何が一番重要かと言うと、結局は「旅行を楽しめるか」なのです。
あまり機能を追求しすぎるよりも、「自分が好きなデザインのリュックを選ぶ」ことが、旅行を楽しめる最大のポイントだと思っているのも事実。
僕が、やたら重いリュックをずっと愛用しているのもこういう理由があるから(笑)
皆さまも、自分だけの愛着あるリュックをみつけてみてください。