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トルコ9日間のひとり旅(僕は英語がほぼ話せません。)7日目〜イスタンブールの連絡船でクルーズ気分〜

TRAVEL

トルコのバックパック一人旅旅行記〜イスタンブールその1〜

サフランボルからイスタンブールまでは8時間程度掛かる予定だったが道路が空いていたのか7時間ほどだだったろうか、朝の7時過ぎにはイスタンブールに到着してしまった。

さらに、アジア側のバスターミナルん到着すると思っていたら、ヨーロッパ側まで来たようだ。

今日の宿を探すにはあまりにも朝早すぎるので、とりあえず海でも見てみようかと、電車に乗り港まで行ってみることにした。

イスタンブールの連絡船は最高の贅沢クルーズ

少し肌寒いくらいの朝の澄んだ空気の中に広がる、港から海越しに見るイスタンブールの景色は最高だった。

イスタンブールは海(湾)を挟んでヨーロッパ側とアジア側に別れている。

橋も掛かっているのだが、交通手段として船も発達していて、港には多くの桟橋があり、各方面への連絡船が行き来している。

とくに目的もなかったのだが、1.75TLでアジア側まで連絡船でいけるようなので、ちょっと乗ってみることにした。

朝ということもあり、通勤通学で利用する人も結構いるようだ。

船のデッキに出て、イスタンブールの街並みを海から眺めるのもまた格別だった。

わずか1.75TL、20分程度の乗車時間ながら、気分は豪華客船のクルーズを楽しむセレブそのもの。

せっかくなのでアジア側の街カドゥキョイで朝ごはんを食べ、再び贅沢クルーズでヨーロッパ側のエミノニュへ。

朝からとても贅沢な観光をして満足したところで、本日の宿を探す。

時期によっては宿を事前に手配しておこう。

ところが、ちょうどバカンスの期間に入ってしまったのか、どこの宿も満室だった。

目ぼしいところを何件も回ったがどこもシングルすら空いてない様子。。。

ようやく6件目くらいでなんとか空いている宿をみつけることが出来た。

一泊50€とかなり高かったが、この後、宿が見つかる保証もなく、もう歩き疲れたのもあり1泊お願いする事にした。

こんなことならせめて空室状況だけでも事前に調べておけばよかった。。。
booking.comなどの予約サイトなら日本からでも簡単に見れたのに。

部屋自体は一泊50€の値段なりにとても清潔に整えられていて、ちゃっかりアメニティなんかも揃ってるレベルである。

豪華クルーズという、なんだかリッチな旅行をしている気分だ。

身軽になってイスタンブールのザ・観光へ

今日の寝床を確保できたので、重たいバックパックを宿に預けて観光に出かけることにした。

■アヤソフィア博物館

ギリシア正教の大本山としてあがめられながらも、イスラム寺院に姿を変えた建築物。
イスラム寺院に変えられたことで、ビザンツ文化を象徴する多数のモバイク画が黒く塗りつぶされてしまっていた。

何よりも直径31mの大ドームの円屋根を持つ大聖堂が想像以上に圧巻。

イスタンブールに来たらぜひ見ておきたい場所。

■地下宮殿

旧市街の中に数カ所ある地下の貯水池の中でも規模の大きな大貯水池。コリント様式の大きな柱が並びまさに宮殿。

今でも地面には水が溜まり魚が泳ぐ姿もみられた。

内部をぐるっとまわることができるのだが、アヤソフィアの直後に訪れたということもあり、こんなもんかぁという感想。

地下&貯水池という場所柄、夏場の暑さを凌ぐブレイクタイム的にはおすすめ。

■スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)

6本のミナーレを持つ世界でも珍しいイスラム寺院。内壁を飾る2万枚以上のイズニックタイルは青を主体とした非常に美しいもの。このことからも”ブルーモスク”という愛称で親しまれている。

まさにイスタンブールのハイライト。

トルコといえばこの寺院が映し出される事がほとんどで、トルコを象徴する非常に美しい建築物。

6月〜9月の夜はライトアップされるのだが、そこまで下品な感じはしなかった。

内部は本当に美しい。(シャンデリア?を吊るす紐が無数にあるのだが、これが無ければもっと綺麗に見えるのに。。。)

■グランドバザール

無数の土産物屋が集まった巨大な市場。宝石など貴金属、アンティーク雑貨、絹や洋服などあらゆるものが買える。が、ほぼ観光地化しているので適正価格かどうかは微妙なところ。とりあえずみやげものを探すのであればまず困らないはず。

結局トルコ料理は何を食べてもうまいのだ。

観光の合間に、地元で有名なキョフテのお店(地下宮殿の近く)に行ってみたのだが非常においしかった。

かなり混雑していてひっきりなしに人が入ってくる。キョフテを食べるためだけにここに立ち寄っても良いくらいだ。

小腹が空いた時に道路に面した2坪ほどの小さなケバブ屋によって、ケバブを薄いパンで巻いたスタイルのもの食べたのだが、こちらもとてもおいしかった。

さすが、世界3大料理。

トルコの味付けは僕の味覚にピンポイント!

ひたすら観光して歩き続けたのでさすがに疲れた。

夜はテラス席のある食堂でビールをひっかける。

イスラム圏だが、気軽に酒にありつけるので酒飲みとしては嬉しい限りである。

寺院の近くの広場ではライブイベントなんかもやっていて、夜も賑やかだった。

↓8日目へ続く

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