トルコのバックパック一人旅旅行記〜イスタンブールその2〜
朝は少しゆっくりめに8時半頃に起床。
朝食は、一度外に出て数メートル離れた別棟の屋上で食べるとのこと。
屋上からはスルタンアフメット・ジャーミィのミナーレが見えるのだが、周りの建物よりもいくらか低いので、そこまでひらけた景色を楽しむことは出来なかった。
朝食自体も、パンがあまりおいしくなく全体的に投げやりな印象だったのが少し残念。
別の宿に泊まりたいと思ってしまう謎の好奇心
この付近の宿はほとんど満室でやっと見つけた宿だったのだが、せっかくイスタンブールにきたので、新しい別の宿にも泊まってみたいという好奇心が勝り、この宿は一泊だけにとどめ新しい宿を探すことにした。
スルタンアフメット地区からスィルケジ地区へ移動し、めぼしい宿を当たるもやはり満室。。
めげずに次の宿へいくと、40€でシングルが空いているとのこと。
フロント、ロビーは薄暗い印象もあったのだが、清潔感は保たれホテルらしい綺麗さはあったのでそこに泊まることにした。
部屋はまだクリーニング中とのことだったので、例の如く重たいバックパックだけ預かってもらう。
イスタンブール観光は続く
宿も決まり、身軽になったので本日もイスタンブール観光へ。
■トプカプ宮殿
15世紀の半ばから20世紀初頭にかけて、強大な権力をもっていたオスマン朝の支配者の居城として建設。スルタンの居室の他、ハレム、陶磁器がコレクションされている厨房など広大な敷地の中に見所がたくさんある。
権力者の生活が想像できるおもしろさがある。が、とにかく広い。時間に余裕がないとかなり駆け足になってしまうので注意。
クルーズツアーは優先度低め
イスタンブールへ訪れた時に感動した船の旅を、本格的に体験してみようとボスポラスを周遊するクルーズツアーに参加(10TL)。
大きな橋の下をくぐったり、海上から街並みを見渡せるのでそれなりに優雅な時間を過ごせるのだが、期待値が高すぎたのか、思ったよりも感動しなかった。
というのも、少し上流の海沿いは高級住宅地のような別荘ばかりが立ち並びまるで生活感がないのである。そんな街並みを見てもなぁ、という気持ちが正直なところ。
それよりも、生活の足として利用されるわずか10分そこらの海の旅の方が、生活の息遣いを感じることができるので私の観光スタイルには合っているようだった。
イスタンブールの街をただひたすらぶらつく
色鮮やかな香辛料が軒先きに並ぶエジプシャンバザールとして有名なガラタ橋近くのジャーミィの裏側に広がる市場を散策し、ケバブ巻きなんかを食べながらブラブラする。
夕食はロカンタでおいしい料理を簡単に頂きながら、店をうつしエフェスビールを何杯かひっかける。
太陽がすっかり落ちて、イスタンブールの街の灯が綺麗な時間になってきたので、
トラム(路面電車)の終着点まで乗ってみることにした。
終点は港の外れになるので、思いの外何もない。
降りてすぐに、そのまま宿方面への電車に乗って折り返す。
窓の外を流れるイスタンブールの夜の街を、何をするでもなく眺めるだけで満足してしまった。
しばらく糖分を取ってないような気がして、無性に甘いものが食べたくなったので、帰り際にカップアイスを買って宿へ戻った。
↓9日目(最終日)へ続く
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