初めての海外一人旅はベトナムへ。7日目〜3割増のアオザイ姿とテンション7割減の戦争資料館〜

ベトナムで腹痛になっても、やっぱり正露丸は効かなかった。

お腹の調子があまり良くない。

昨日、ベトナム最後の夜を贅沢に過ごすため、湯船に浸かってしまったのがいけないのだろうか。。
効き目がないとはわかってはいるものの、飲んだという事実だけで気休めにはなるだろうと正露丸を口に入れる。

荷物をまとめ、ロビーでチェックアウトしていると、今日ベトナム入りしたらしい日本人二人組に話しかけられた。
おすすめの場所を聞かれたので、「ホイアンは最高だったよ」と、一人でベトナムを旅行してきたんだという変な自信があったのだろう、初めての初めての海外旅行一人旅のくせに多分ドヤって答えていたと思う。。

でも、ホイアンが最高だったのは本当だからぜひ楽しんできて！

重たいバックパックを背負ったままホーチミンを観光するのはいやだったので、夕方まで預かってもらう。
受付のお姉さんは快く預かってくれたが、念のため大切なモノは持ち歩くサブバックに入れ替え、最悪盗まれてもいいだろうという覚悟でいた。

宿では朝食がなかったので、昼飯もかねて近くの食堂でブランチを食べる。
やはり、正露丸は気休めだったか。。お腹の調子が悪く、食堂のトイレを２回程借りた。

戦争資料館は人によってテンションがガタ落ちするので日程の最後にした方がいい。

時間とともにお腹の調子も少しずつ良くなってきたので、予定通り観光施設を見てまわることに。

統一会堂（旧大統領官邸）
南ベトナム政権時代に独立宮殿と呼ばれた旧大統領官邸。1975年４月30日、解放軍の戦車がこの官邸の鉄柵を突破し無血入城を果たし事実上ベトナム戦争が集結した、歴史に触れられる建物でもある。

当たり前だが政治要素が色濃く残った、さまざまな部屋を見てまわることができる。地下の軍事施設など、想像以上に広かった。
展望台からは、戦車がやってきたレユアン通りが眺められる。風も心地よく、休憩がてらぜひみておくといい。

戦争証跡博物館
ベトナム戦争の歴史を、実際の戦争遺物、写真などの展示で綴る博物館。

凄惨な展示物が多く、なぜこんあことになってしまったか歴史を追ってみたくなるので、知識がなくても行ってみる価値はある。

なぜかは言葉に綴れないが、写真展示のコーナーで僕は一人涙を流していた。

この資料館を見たことでテンションが激落ちし、その後、揚々と観光する気分にはなれなかった。

預かってもらっていた荷物を受け取りに一度宿へ。
お金を請求されることもなく、快く預かってくれて本当に素敵な宿だった。

受付のお姉さんは美人だし。

何よりアオザイ姿は三割増しだ。

機会があればまた利用しよう。。。

空港までは、路線バスを使って移動する。

飛行機の出発時間まで、まだかなり時間があるので、空港でフォーを食べたり、ひたすらビールを飲んで過ごす。
それにしても、空港で食べるフォーは決して美味しいとはいえない。。ものすごく高いのに残念。。

初めての海外一人旅にベトナムは正解だった。そしてホイアンは最高だった。

初めての海外一人旅はベトナムにして正解だったかも。

バックパッカーらしく適度に冒険が出来て、それでいて初心者でも旅行しやすく、地方の食事はおいしいし、何よりビールが安くて飲みまくれる！

英語なんて、中学生レベルの知識で止まっている僕でもなんとでもなった。

もし、初めて海外の一人旅を検討している人が、是非ベトナムを候補に入れてみてはどうだろうか。
そして、心地の良いホイアンまで足を伸ばすことを、ドヤ顔でおすすめする。